アルファロメオ ジュリエッタ スパイダー レストア

query_builder 2015/02/10
作業日記
DSC_16191

アルファロメオ ジュリエッタ スパイダー レストア

ご無沙汰しております。依田です。

前回のブログからだいぶ間が空いてしまいました。前回のブログの最終更新は8月。

しかも最後の締で「週に1度は更新できるよう頑張ります。」と書いたにもかかわらずです。

このペースだと週に1度どころか年に2回になってしまいます。

言い訳してもいいですか?ここ数か月本当に時間が無かったんです!

なんでそんなに時間が無かったというとそれは8月の終わりの1本の電話から始まります。

あっ、はじめに言っておきますがこのブログちょっと長くなりますよ!

取引先であるendless様から「ちょっと見てもらいたい車があるんだけどガレージまで来てもらっていいかな?」

そしてガレージに行きそこにあったのはこの車です。

自分がガレージに行ったときは全てのパーツが外されボディのみの状態。

正直見たときは何の車かさっぱり分かりませんでした。。

そこで「これなんて車ですか?」と聞いてみるとどうやら1950年代のアルファロメオだということらしい。

そして次にメカニックの方が「これ2015年のオートサロンに出すんですどそれまでになおりますかね?」

聞いた瞬間はムリでしょ!って思いました。だってこのときは8月の下旬オートサロンは1月の初旬。

作業期間は実質4ヶ月弱。通常この手の仕事は1年とか時間をもらいゆっくりやる仕事ですから。。

この時の心境は時間的にかなり厳しい、しかもオートサロンに展示するには仕上がりに妥協は出来ない。正直間に合わないかもしれない。断るべきか?

と考えてました。

でも詳しく話を聞くとフロアとフレームは別の業者さんで自分のところではボディ鈑金と塗装担当との事。

フロア、フレームを直している間に自分のところでドア、フード、トランクを直しそのあとボディの鈑金と塗装。

この段取りならいけると思いこの仕事を引き受けました。

当初ボディのフレーム、フロアが仕上がってくるのは11月の予定でした。それまでにドアなどを直して残り2ヶ月でボディの鈑金塗装すれば

大丈夫!いけるでしょ!と思ってました。今思えばこんな甘い考えをしていた自分をひっぱたいてやりたいです。

  

 

ばらす前の状態。パッと見はそんなに悪くないように見えますが。。。

   

 

エンジンルーム&内装

 

フロア。影も形も無いとはまさにこの事です。

 

 

フード。表も裏も錆びだらけ、場所によっては原型をとどめていません。

錆びている部分はすべて切り落とし新しく造り直します。

ドアパネル。そんなに悪くなさそうですが、

パテがてんこ盛り!厚さ1センチは軽くありました!

 

こちらも錆びているところは造り直し、へこみは鈑金します。

   

 

出来上がったパーツ達。

 

サフェーサー(塗装前の下地)まで完成した状態です。何とか11月中にここまでこれました。

あとはボディが来るのを待つだけです。

ところがなかなかボディが来ないんです。思ったよりフロアやフレームの状態が良くなく苦戦しているとの事。

そしてようやくボディが入庫したのは12月4日。

 

しかし跡形もなかったフロアは完璧に修復されています。この仕上がりであれば時間がかかったのは納得です。

しかしオートサロンは年明けの1月9日から。搬入、組み付けを考えての納期は27日に。

ということはここから23日で塗装を仕上げなくてはいけません。予備日を考えるとクリスマスには塗装を終えたいところ。

自分10年以上この仕事をしていますがここからは未体験ゾーンです(時間的に)。

 

ボディの状態を確認しこの後の段取りを決めるため旧塗膜をすべて剥離します。

ここで問題発生。トランクヒンジを取り付けるパネルに大きな修理跡がありました。広範囲のへこみ、錆びそれらを隠すように

ファイバーとパテで盛られていました。ちなみに修理前の写真は撮り忘れました。

 

 

ダメなところはすべて造り直します。なか3本のステーは強度を出すため追加でいれます。

溶接後。

このほかにもリヤエンドパネル、フロアに大きな修理跡がありそちらも修理したため大きな時間ロスをしました。

 

ボディ地金が何とか形に。この時点で日付けは12月12日。

タイムリミットまであと2週間。

 

地金の上にはエポキシプライマー。こうなるとだいぶ形にはなったように見えます。

しかし1番大変なのはここから。

   

 

ボディラインの成形。総パテです。パテを付けては研ぎ細かな歪を無くします。この作業だけで丸5日。

このあと先に仕上げておいたドア、フード、トランクを仮合わせしたのですが微妙に高さやラインが合いませんでした。

ここでの手直しは精神的にも肉体的にもきつかった。12月でかなり寒い時期でしたが目から汗が出そうでした。

 

 

塗装下地の完成。ここからは下回り塗装。室内塗装。最終塗装と一気に作業が進みます。

 

 

予備日も使い果たし予定よりも数日遅れている中での塗装。

 

ドアなどの溶接から始まりボディの修理、パテ研ぎ、下地作りと気の遠くなる作業でしたがすべてはこの塗装のため。

何百時間とかけた作業の成果が数時間の塗装で決まる世界。

   

限られた時間の中での作業でしたが依田鈑金塗装工場としてはベストを尽くせたと思います。

今回のような貴重な経験させて下さったエンドレス様をはじめ関係者、協力企業様ありがとうございました。

 

 

 

長いブログにお付き合いありがとうございます。

今回作業中などの写真はエンドレス様よりいただきました。

その際一緒にいただいたendless lady の写真もアップさせていただきます!(^^)!

NEW

  • ホームページ公開しました。

    query_builder 2020/07/13
  • 佐久市での板金塗装 BMW ミニ

    query_builder 2020/07/13
  • ENDLESS デモカー VAB エアロフロントバンパー 取付

    query_builder 2018/09/12
  • プジョー2008 バンパー修理

    query_builder 2018/09/11
  • 2017 東京オートサロン展示車両 BMW 2000C

    query_builder 2018/09/03

CATEGORY

ARCHIVE